- 家計簿をつけ始めたがすでに挫折しそう…
- 記録を付けるのが面倒になってやめてしまった…
- もはや家計簿の意味もよく分からない…
- 一度つけ忘れてからやる気が無くなってしまった…
家計簿でこんなお悩みありませんか。
私は家計簿をつけ始めてから、借金50万円→2年で資産200万円を築きました。家計簿は毎日1分程度コツコツ続けるだけで成果が出ます。
しかし、長く継続させるコツが分からないと面倒になって止めてしまいがちです。
この記事では、家計簿に挫折してしまう人の特徴を整理した上で、家計簿を長く続けるコツを解説します。
せっかく頑張ってたのに、1度つけ忘れてから面倒になってしまって止めちゃった…
家計簿は「頑張って」はいけません。
家計簿に挫折してしまう人の特徴
家計簿に挫折してしまう人は主に4つあります。
- 「なんとなく」でつけ始めてしまう
- 1円単位のズレもなく管理しようとする
- 費用項目を細かくし過ぎてしまう
- 記録をつける時間を決めていない
- 紙の家計簿で管理してしまう
①「なんとなく」でつけ始めてしまう
家計簿は「なんとなく」
- つけておいた方がいいって聞いたから…
- 節約のためには家計簿がいいらしいから…
- やり繰り上手は家計簿つけてるんでしょ…
というイメージで「なんとなく」始めてしまいがちです!
皆そんなもんじゃないの?「家計簿のつけ方」の方が大切じゃない!?
それは手段であって目的ではありません。家計簿をつけ始める前に「なぜ家計簿をつけようと思ったのか?」をしっかり考えることが大切です。
例えば、あなたが家計簿を始めようと思ったきっかけは、
- 数百万円の貯金を持つ友達から「家計簿大事」と諭された
- 金融系Youtuberが「家計簿始めよう!」と解説していた
- 月末になるとお金がなく、何にお金を使っているかも把握していないことに気づいた
など人それぞれだと思います。
ちなみに私は、大学の授業料が払えず除籍(退学のようなもの)の危機になった時、自分に貯金が全くなかったことを後悔したことがきっかけでした。
どんなきっかけにせよ、その結果「家計簿をつけてどうなりたいのか?」という具体的な目標を立てることが何より重要です。
ここでいう具体的な目標とは「何年後までにいくら資産が欲しいのか」につきます。家計簿の大枠の目的は『節約』ですが、節約の先にあるのが上記の目標です。
「家計簿をつけること」自体は手段でしかないので、その先の「未来の自分の理想像」を設定することが大切です。
②1円単位のズレも気になってしまう
いざ家計簿をつけ始めても、1円単位で家計簿をつけようとすると絶対に挫折します。
でも1円単位で正確につけないと月末に計算が合わなくなるよ!
合わなくてもいいんです!
1円単位のズレを気にするのは会社の経理部か会計士で十分です。大体で「いくら、何にお金を使っているか」を把握するレベルでOKです。
- 月の出費がいくらで何にお金を使っているか
- 月の収入はいくらだったか
- 出費と収入の差益はいくらか
- 先月と比べて全財産がいくら増減したか
また、いくら使ったか忘れてしまった場合も「大体1,200円くらいだったよな」とズボラ換算してしまっても問題ありません。
③費用項目を細かくし過ぎてしまう
家計簿でやってしまいがちな過ちとして「費用項目を細かくし過ぎてしまう」ということがあります。
今日買ったプロテインは何の項目になるのかなぁ…
迷った時は雑費でいい!
購入したものやサービスに対して「これは何費になるんだろう?」「新しい費用項目足すか…」なんてことをやっていると時間ももったいないし、何より目的を見失います。
- 飯を食ったら食費
- 旅行に行ったり、遊んだら娯楽費
- 日用品や必要だと思ったものは雑費
- 交通費
- スマホの通信費
- 水道代
- 電気代
- 家賃
実際の所、費用項目は大雑把な方が分かりやすいです。月末に整理した時、費用項目が多すぎると「全てが必要経費」のように見えてきてしまいます。
「ちょっと遊びすぎたな」「雑費が多いな、本当に必要だったのかな…」と家計簿を見て反省する分には項目はシンプルの方が良いです。
もし費用項目に迷ったら、備考欄に「何をどこで買ったものか(例.「フラワースーパー大根など」)と書いておけば、見返した時に思い出しやすくなるのでオススメです。
④記録をつける時間を決めていない
今日買ったこの果物はこの費用項目に入れて…歯磨きは日用品に…
1日に家計簿にかける時間は最大でも3分以内に!
家計簿をつけることに長い時間をかけてしまうと、心理的に「家計簿は時間がかかるもの」と思うようになります。それが「面倒くさい」という気持ちに繋がってしまいます。
そのため、家計簿にかける時間はせいぜい3分程度でチャチャッと記録するくらいの気持ちでいることが重要です。
⑤紙の家計簿で管理してしまう
上の「記録をつける時間」にも関係しますが、家計簿を紙でつけ始めるとやたらと時間がかかってしまいます。
しかも紙は管理が大変です。ファイルに閉じて保管して…などの手間も考えれば、Excelかスマホのアプリで家計簿を始める方がはるかに効率的です。
想像してみて下さい。下の写真のような紙の家計簿をこれから数か月~数年毎日コツコツ継続できると思いますか?
私ならできません。電卓とレシートとにらめっこしながらなんてもう…
もしExcelを使える環境にいる方なら、私が普段使っているExcelファイルを無料公開&ダウンロード可能になっているので是非お試しください。
家計簿を継続するコツまとめ
家計簿を長く継続させるためには
- 大雑把に
- 時間をかけずに
- つける楽しみを見つける
ことです。
①②は「挫折する人の特徴」でも取り上げましたが、結構大事なのが③の「楽しむ」ことです。
家計簿は誰にも見せることなく、毎日コツコツ地味に記録を付けていくものです。そのため、家計簿をつけること自体を楽しむことができなければ続けることは難しいです。
- 出費より収入が大きく、利益を出せた時の快感
- 全財産が先月より着実に増えているという充実感
- 自分は真面目にコツコツ家計簿つけられているという自信
この醍醐味を味わうためにはやはり冒頭でも触れた①明確な目標が大切です。
決めた数字目標に対し、着実に資産が増えていることが可視化できるのが「家計簿」の最大の力なのです。
家計簿はズボラ勘定でもいいんだね!
ズボラ勘定でも長く継続することが大切です。投資と同じでコツコツ積み上げていくことで確実に成果が出てきます!
楽に家計簿をつけるなら家計簿アプリ
家計簿をより楽に、簡単につけるのであれば、正直「家計簿アプリ」が最強です。
基本的な機能は無料で使える他、有料サービスに登録することで自動でレシートから内容を入力できたり、クレジットカードの履歴と連携することもできるので便利です。
オススメは「Money Forward ME(マネーフォワード ミー)」です。
- 費用項目のジャンル分けが分かりやすい
- 銀行の入出金、クレジットカードの履歴を元に自動で家計簿作成
- 口座情報を複数登録すれば一括で資産管理が可能
- レシートの写真を撮るだけで内容を自動で反映
TwitterやYoutubeを見る前にちょっと記録する「癖」を付けましょう!
『記録しないと気持ち悪い』現象(夜に歯を磨かないと気持ち悪いのと同じ)が起こってくるので、継続しやすくなりますよ♪
家計簿をマスターしたら、次は賢い資産管理についても学びましょう!