- 新卒でお金使いまくってるけど大丈夫?
- 社会人ってどれくらい遊び代に消えてるもん?
- 遊びつつ賢く貯金したい…
遊びでお金が消えてくけど、これって自分だけなのかな?
自分も毎週遊び歩いてますよ!
社会人になると、平日は仕事で忙しい反面、休日はリフレッシュや自分へのご褒美としてついついお金を使い過ぎてしまうことも…
逆に遊びはそこそこに自分はしっかり貯金をしている!つもりでも「実はもっと遊んでいいんじゃ…」と思うことも…
本記事では20〜30代の一般的な社会人の「遊び代」を整理してみました。
20〜30代の平均的な遊び代
2022年の家計調査によると、34歳以下の単身世帯の生活費は以下の通りになっています。
消費項目 | 金額 |
食費 | 34,385円 |
住居 | 36,676円 |
光熱・水道 | 9,272円 |
家具・家事 | 3,577円 |
被服・履物 | 7,643円 |
保険・医療 | 5,348円 |
交通・通信 | 20,084円 |
教育・娯楽 | 21,908円 |
その他の消費支出 | 19,306円 |
合計 | 158,198円 |
参照:2022年家計調査
- 書籍
- 旅行費
- 月謝 など
- 理美容品
- たばこ
- 交際費
- 外食費
- 仕送り金 など
この消費項目から「遊び代」の項目を抜くとすれば、「教養・娯楽費」と「その他の消費支出」となります。
遊び代としては『41,214円』かかる計算になります。
これって多いの?少ないの?
多いか少ないかは自分の収入や消費する趣味などによって変わってきます。
以下の種別分けを行い、もう少し詳しく「遊び代」について調べてみましょう。
- 収入別娯楽費用
- 都市規模別
- 年齢層別
- 企業規模別
収入別
収入別 | 遊び代 |
200万未満 | 26,288円 |
300~350万 | 38,947円 |
450~500万 | 59,124円 |
600~650万 | 61,022円 |
750~850万 | 92,760円 |
1000~1,250万 | 106,969円 |
1,500万以上 | 175,651円 |
※遊び代は「教養娯楽費用」+「その他の消費支出」で計算しています。
収入が多くなればなるほど、娯楽費用は増えています。
都市規模別
都市規模 | 遊び代 |
大都市 | 81,580円 |
中都市 | 73,781円 |
小都市A | 68,771円 |
小都市B・町村 | 66,488円 |
※遊び代は「教養娯楽費用」+「その他の消費支出」で計算しています。
大きな都市になればなるほど娯楽費は増えています。
年齢層別
年齢層別 | 遊び代 |
~34歳 | 55,041円 |
40~44歳 | 83,893円 |
50~54歳 | 88,659円 |
60~64歳 | 85,864円 |
70~74歳 | 68,177円 |
85歳以上 | 68,584円 |
※遊び代は「教養娯楽費用」+「その他の消費支出」で計算しています。
40~50代の娯楽費がピークで、30代までは遊び代にかけるお金は少ないようです。
企業規模別
企業別 | 遊び代 |
5~29人 | 66,912円 |
30人以上 | 80,853円 |
100~499人 | 76,810円 |
500人以上 | 91,935円 |
※遊び代は「教養娯楽費用」+「その他の消費支出」で計算しています。
大きな企業になるほど遊び代も増えている印象です。
しかし、家計調査はあくまで平均ですので、人によって趣味も異なります。ここからは様々な『遊び』にかかる費用感を整理してみました。
様々な遊びにかかる費用感
趣味項目 | 費用感(月額換算) | 備考 |
国内旅行 | 41,875円 | 参照 |
飲み代 | 6,002円 | 参照 |
カフェ巡り | 2,000~3,000円 | 1回あたり2~3店舗 |
サウナ | 1,000円~ | |
釣り | 8,000円 | 釣り具代は別 |
キャンプ | 5,000~10,000円 | 参照 |
風俗 | 15,000円~ | 参照 |
スポーツ観戦 | 1,500円~ | 参照 |
ジム | 月8,000円 | 参照 |
ゲーム | 月2,337円 | 参照 |
パチスロ | 3,000円~ | 参照 |
漫画 | 1冊500円 | |
ドライブ | 月25,000円~ | 参照 |
旅行、車、ギャンブル系の趣味はお金がかかりそうだね…
私の場合は「サウナ巡り」が趣味なので土日になるとどこかの温泉やサウナ施設に行きます。
- サウナ:1,000~4,000円/回
- 飲み代:1,000~3,000円/回
東京のサウナであれば、1回1000円〜が相場。かつサウナ後は基本的に外食するため、プラス1000円〜2000円になります。
これを毎週やると月でおおよそ1万円は娯楽費として計算されていることになります。
その他、毎月イレギュラーに欲しいものを買うため(先週は電子ピアノを買いました)、諸々で月3万円くらいは娯楽費に消えています。
あわせて計4万円ほどになるので、最初の平均値と大体同じくらいになりますね。
お金のかからない遊び方
様々な遊びにかかるお金を調べてはみましたが、工夫次第ではそれほどお金をかけることのない趣味があります。
例えば、以下のような趣味はお金をかけない所か節約や自分の将来の助けになることもあるかもしれません。
- 読書
- ジム/スポーツ
- 料理
①読書
本を読もう(漫画以外)とした場合、いくつか選択肢があります。
- 図書館に行く
- 書店から買う
- ネットから購入する
- サブスクで読み放題を利用する
書店やネットから購入すると、普通の本なら約1,000円以上かかってしまいます。書店やネットからの購入は最新の本だったり中々手に入らない本にすべきです。
- 興味のあるジャンルと関連する本を調べてみる
- 読んでみたい本があれば図書館やサブスクで探してみる
- さければ中古(メルカリ等)で安く売ってないか探す
- どうしてもなければ書店で購入する
※試し読みして合わなければ買わない
サブスクサービスは例えば、amazonの「Kindle Unlimited」を利用すれば月額980円で大体のジャンルの本を電子書籍として読むことができます。
ジム/スポーツ
先ほど、ジムには月額8,000円くらいかかると記載しました。会員制のジムであれば、これくらいの費用がかかってしまいます。
ただ、都営・区営・県営・市営がやっているようなスポーツセンターであれば、1回200円程度で筋トレに励むことができます。
- 週1で行っても1,000円以内におさまるコスパ
- コスパが良い割には混んでない
- シャワー等は付いていない
- おじいちゃん・おばあちゃんがいがち
- 説明を求めれば使い方も教えてくれる
これから筋トレを始めようとするなら、いきなり会員制のジムを契約するのではなく近くの都営・区営・県営・市営のスポーツセンターを探して体験してみましょう。
料理
料理を趣味にすると、外食が減ることで食費を抑えることができます。
私も平日の昼はお弁当を持ち歩くようにしています。
例えば、以下の写真は私が作った三食丼ですが、5食分で約1,300円くらいです。
材料 | 使用する量 | 料金 |
鶏(または豚)のひき肉 | 500g | 800円ほど |
卵 | 5個 | 150円※ |
小松菜 | 1束 | 100円 |
ご飯 | 3~4合程度 | 250円※ |
計 | 5食分 | 1300円 |
平日ワンコインランチに行ったとすると1週間で2,500円くらいですので、1週間単位で半分以上の食費を削減することが可能になります。
毎朝弁当を作るのは面倒なので、週末に作り置きして平日はそれを食べるだけというのが非常に楽ですよ!
まとめ
社会人の遊び代について家計調査から調べてみました。調べてみた結果まとめは以下の通りです。
- 20~30代の娯楽費用平均は約4万円。
- 収入が多いほど娯楽費用も増える
- 都市の規模が多いほど娯楽費用も増える
- 娯楽費用のピークは40~50代
- 企業規模が大きくなるほど娯楽費用も増える
- お金のかかる趣味はギャンブル、車、旅行
20~30代なら遊び代は毎月4万円ほどと考えておけばいいですね!