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家計管理

節約が趣味の人は人生楽しい?節約における苦悩7選!!

こんな悩みの人にオススメ
  • 知人に節約が趣味の人いるけど、人生楽しいの?
  • 節約しすぎて人生の幅狭めてるんじゃない?
  • 老後に備えてどうすんの?今しかお金使えないのに…って正直思ってる
オオカミくん

今が一番若いのに節約頑張って今楽しい?

ハナシカ

一理ありますが、節約が趣味の人は「頑張る」という感覚はないのかもしれません。

節約が趣味の人々は、予算の管理や賢い消費を通じて、持続可能な生活を実現しようとする姿勢を持っています。

最近は出費を抑え、投資に回し資産を増やすという「節約=正義」の風潮もあるように思います。

しかし、節約には幸福や満足感を追求する上でのさまざまな側面が存在します。本記事では、「節約が趣味の人は人生楽しいのか?」をテーマに、節約の表・裏を整理します。

節約が持つ異なる側面を考えることで、新たな視点と気づきをもたらし、より充実した節約生活を送るためのヒントになれば嬉しいです。

節約が趣味の人の日常

まずは「節約が趣味と呼ばれる人」の日常生活を整理してみましょう。

日常生活例
  • 毎日お弁当を持参する
  • 遠出は基本しない
  • 飲み会やお食事は断る
  • 図書館で本を借りる
  • 安上がりなら雑貨も手作りする
  • 同じ服やブランドは完全に壊れるまで補修しながら使う
  • カップ麺や菓子パンは買わない
  • ローンは論外(なんちゃって)
  • 家計簿は必ずつける
  • 安いという理由で遠い場所まで買い物に行く
オオカミくん

旅行しないとか飲み会断るとかもったいなくな〜い?

ハナシカ

問題は彼らにとって本当にやりたいことか否かです。本当は旅行や飲み会に行きたいのに我慢していたらもったいないですね。

「節約が趣味の人」とこちらが考えているだけで実際は過去に散々旅行に行き尽くしていたり、明確な目標があるかもしれません。

本人が「節約が趣味」と自身で言わない限りは、そういう生活スタイルなんだと受け入れることが重要です。

例えば、韓国人の彼女は給与の9割を貯蓄に回し、日本円で月給20万と薄給ながら4年間で1000万円貯めました。



彼女の場合、自分の家が欲しいという明確な目標があり、そのために節約をしています。

節約の苦しさ7選

オオカミくん

そういう生活スタイルだったり、明確な目標があることは分かったけど節約って辛いものでしょ?

ハナシカ

慣れれば楽ですが、中には「そこまでしてなくても…」と思ってしまうようなパターンもあります。

ここからは節約生活に垣間見える苦悩や「ちょっとそこまでやると逆に生産性がない…」 と思ってしまう例を挙げてみます。

これから節約をしようと考えている人や身近に節約家がいれば、以下の項目にはよく注意しましょう。

節約生活の苦悩例
  1. 安く買ったはずなのに満たされない… 
  2. 本当は行きたかった食事会…
  3. 節約を意識すぎるあまり不健康に…
  4. 節約のために大切な時間を失う
  5. 消費しない=経済が回らない悪循環
  6. 欲望との葛藤
  7. 何のための節約なのか見失う
ハナシカ

1つずつ具体例を挙げながら説明しますね!

①安く買ったはずなのに満たされない…

節約を行うことで、賢くお金を使い、予算内での生活を実現することに対する充実感や達成感を得ることができます。

しかし、この快感は一時的であり、節約行動によって生じる喜びは、本当の幸福や満足感とは異なる場合があります。

節約の虚像に囚われず、本当の幸せを見つけるための視点を考えることが重要です。

セールで欲しいものを半額でゲットする喜びは一時的です。

その時点では「安いものが買えた♪」と思っても、心の奥底には本当の幸せを感じられないと感じられない場合もあります。

オオカミくん

たまに「こんなことで喜ぶ自分って…」って虚しくなることがある…

ハナシカ

「他人の生活と比較しないこと」が重要ですよ!上を見るとキリがないので!

大切なのはモノを買った後で、たとえ安く買えたとしても使わなければ無駄金になってしまいます。

そういう意味では、たとえ安くても本当に自分が欲しいものなのかをよく考えることが重要です。

②本当は行きたかった食事会…

過度な節約が引き起こす心理的なストレスと不安感について考えます。

節約家は、節約のために無理な交際を避けたり、グループ活動や外食を遠慮することがあります。これによって、友人や家族とのコミュニケーションが減少し、社交的な関係に影響を与えることがあります。

恋人や友人との外食や旅行が減ってしまい、楽しい交流の機会を逃してしまうことがある。本当は行きたかったのに、行かなかったことで一生の後悔をする。

オオカミくん

外食とか旅行しなくても楽しめるかもだけど、外に出ないと刺激がないよね…

③節約を意識すぎるあまり不健康に…

安物の食事とストレスがもたらす健康への悪影響について考えます。

節約家は、低コストの食品や安価な商品に頼ることがありますが、栄養バランスの偏りや粗悪品の使用による健康リスクが懸念されます。

安価なジャンクフードを選びがちで、栄養バランスを考えなかった結果、健康に影響が出ることがある。

ハナシカ

くれぐれも節約のために賞味期限切れの食品を食べないように!

また、節約のために食事が偏ると、カロリーは足りているのに、他の要素(ビタミンやミネラルなど)が足りない『新型栄養失調』になる可能性もあります。

以下に当てはまる人は注意が必要です。

  • 野菜中心の食事(肉、魚はほぼ食べない)
  • 油をとらない
  • 丼ものやラーメンをほぼ毎日食べている
  • アルコールの量が多い
  • 栄養ドリンクやスポーツドリンクをよく飲む
  • 野菜や果物をほぼ食べない
  • コンビニ飯やインスタント飯が多い
オオカミくん

何事も過ぎることは良くないってことだね!

④節約のために大切な時間を失う

節約家は、過度に節約を重視しすぎるがゆえに本質を見失い、お金よりも大切な「時間」を失ってしまう可能性があります。

時間を節約するために遠い店舗まで移動することで、時間を無駄にしてしまう場合がある。

ハナシカ

自分の時間=時給と同じと考えていいです! たった数円〜数百円の違いだけを求めて、数十分の時間を失うのはもったいないです。

お金持ちはコンビニに行かないとも言われていますが、考え方によってコンビニはどこにでもあり何でも揃っている便利なお店です。 お金より時間を大切にするお金持ちは少し遠いスーパーより、身近にあるコンビニを選ぶでしょう。

お金持ちがコンビニに行かない理由は3つ。丁寧に考察してみた。 こんな悩みの人にオススメ 金持ちはコンビニに行かない理由は? 金持ちはコンビニに行かないって本当? コンビニに無闇に行か...

⑤消費しない=経済が回らない悪循環

この問題は個人というより、むしろ社会全体の話になってきますが、節約への固執が経済への負の影響として現れるケースに焦点を当てます。

節約家は、過度に節約を重視することで消費が抑制され、経済の成長やビジネスに対してネガティブな影響を及ぼすことがあります。

節約志向の人が増えると、モノが売れなくなり会社の売上が落ち込む。売上が落ち込めば、賃金は減り、結果的に節約したはずのお金が減給という形で返ってきてしまう。

ハナシカ

「1円たりともお金を使わない!」という頑固な節約はやめましょう(笑)

⑥欲望との葛藤

節約のために自身の欲望を我慢することで、返って後々に爆発してしまう可能性があります。 贅沢をしないことは節約の基本ではありますが、節約をした自分にご褒美がないとストレスが溜まってしまいます。

節約のために贅沢品を避ける一方で、本当に欲しかったモノも我慢してしまうことでストレスが溜まりイライラしてしまう。

ハナシカ

たとえば、質素な食事を我慢して徹底したら週に1回は外食をするなど、適度なご褒美が必要です。

⑦何のための節約なのか見失う

節約をする中で最も愚かなことは、何のために節約をしているのかを忘れてしまうことです。 節約自体はあなたが幸せな生活を迎えるために必要ないわば準備期間と言えます。

例には挙げましたが、節約の目的はその期間も達成したい金額も人それぞれです。

ただ、一番ダメなのは「漠然とお金がないから節約をすること」。その気持ちで節約を始めると、節約生活が嫌になった時に諦めがつく理由がいくつも挙げられます。

ハナシカ

人はつらい時、いつもやめる言い訳を考えています。やめる理由より続ける理由の方が勝った時に継続できます。

逆に節約することが習慣化してしまい、極度な節約生活をしてしまうことで人間関係にまで影響を与えてしまいます。

やり過ぎな節約生活
  • ジュースの代わりに飴入りの水を飲む
  • シャワーの代わりに雨で髪を洗う
  • ボディシートがお風呂代わり
  • パンツや靴下は表裏にして繰り返し履く
  • 好きな漫画をブックオフの100円コーナーで6年かけて集める
オオカミくん

いや、それオードリーの春日やないか!

ハナシカ

春日さんは流石にやり過ぎですね(笑)

まとめ

節約の苦悩についてまとめてきました。節約は貯蓄のための最短手段ではありますが、行き過ぎた節約によってはそれがストレスになってしまう可能性があります。

節約が趣味の人は上記のような、つらい節約生活が習慣化しており当たり前と感じているケースか冒頭に紹介した韓国人女性のように明確な目標があるケースです。

前者の場合、一度染みついた生活習慣は中々変えることは難しく、他人がどうこう言っても本人の意識が変わらない限り変えられないでしょう。

ハナシカ

ただ、もし節約のし過ぎでストレスが溜まっている人がいればあなたが助けて下さいね!